AMAGUMOは、天気に合わせて必要な雨具を降らせる雲型IoTデバイスです。

朝出かける時、玄関のドアを開けてから「あっ!雨降ってる…」と気付いて傘を取りに戻ったり
出かける時は晴れていたけど、出かけ先で天候が崩れ雨に降られてしまった。
そんな経験はありませんか?

その日の天気を知る手段として、TVの天気情報やスマホでのプッシュ通知など幾つもありますが、
慌ただしい朝に天気情報を見てる時間はなかなかありません。

そこで私たちは

大胆かつ強引にユーザに対して天気情報とその日必要な雨具を教えてくれるものがあったら、
雨具を絶対に忘れることなく、想定外の雨に見舞われることも無くなるのではないか!?と考えました。

AMAGUMO

人がAMAGUMOの前を通ると人感センサーが反応し、
その日の天気情報に基づいた雨具を自動でフックから落ちてきます。

その姿はまるで、雨雲から雨が降るかの如く
AMAGUMOから雨具を降らせてくれるのです。

 
 

———————— AMAGUMOの仕組み ————————
 
amagumo構成図

AMAGUMOの実装には、Arduino YunとmyThingsの2つを用いました。
Arduino Yunは無線機能・Linux搭載のArduinoで、myThingsはお手軽にサービス同士を連携できるサービスです。

AMAGUMOは、myThingsを用いて天気情報の取得を行い、
その結果に応じてArduino側でどの雨具を落とすのかを決めています。
例えば、今は晴れていて午後から雨が降る場合は’1’という結果をmyThingsが返し、
人がAMAGUMOの前を通ると、それに対応する雨具 = 折り畳み傘をフックから落とします。
またそれと同時に、対応したサウンドを鳴らします。

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-3
ArduinoからmyThingsへ通信する部分には、上記のサンプルコードのBrideのProcessを利用しました。
(事前にArduino Yunの無線設定をしておく必要があります。)
p.addParameter(“http://www.arduino.cc/asciilogo.txt”);
の”http….txt”の部分をmyThingsのIDCFチャンネルと通信するURLに変更すれば、通信することが出来ます。

 

———————— 参考サイト ————————
myThingsを始めよう:サーバの準備・認証
Arduino Yúnを使ってみよう (1) Yúnを設定する
Arduino Yún with SOUND the supereasy way

CREATED BY

ぐろーりー

Glory

夏はとても元気です。春は花粉症で死んだ魚のような目になります。

せきね

sekine

本気で真剣に糞真面目に面白いことしたいっす。

栗野

Kurino

いろいろな物事の間を埋めることに興味津々。
丸いものが好き。
電化美術所属

Hiroshi

Hiroshi

一応webエンジニアです。たぶん。